講義の様子は、Ustreamで視聴できます。
帰りも大雨。山陰方面への電車が遅延していた。
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「なんとかしなきゃ!プロジェクト」は、まず世界の今を知り、あなたと世界がつながっていることを感じ、あなたにできる国際協力を見つけていくための活動です。
p. 74社会貢献というのは実は、新しいビジネスを生み出す仕事なのだ。途上国の貧困層や、日米欧の先進国の社会的弱者などが自立できるようなビジネスを生み出す。これが、社会貢献の真の目的である。
p. 87コーズ・マーケティングとは正しくは、「Cause Related Marketing」、社会的な正義や大儀と関連づけたマーケティングの手法。基本的には、ある商品を買うとその売上げの一部がNPOなどに寄付され、社会問題の解決に役立てられるという仕組み。アメリカン・エキスプレスが始めた「自由の女神修復プロジェクト」が世界初といわれている。日本での有名な事例は、ボルヴィックの「1l for 10l」プログラム。その他、アサヒビール、森永製菓、王寺ネピア、ブックオフなど数多くの企業が実施。概ね前年比110%以上の売上増を達成して成功している。今後のマーケティング、ブランディングの有用な手法として進化すると考えられる。
p. 112駒崎の優れたところは、利益が出せるはずがないと考えられていた病児保育の世界で、利益を出せるビジネス・モデルをつくったことだ。フローレンスのビジネス・モデルは、会員制の定額課金モデルである。利用者は毎月、一定額の会費を払う。これで、フローレンスは毎月、一定額の売上げを上げることができる。利用回数が一定数を超えると追加料金が必要になるなど、この事業を成功させた細かい仕組みはいろいろあるが、基本的にはシンプルなモデルだ。
p. 122そんな中、内閣府は2010年、70億円の予算をNPOに投下する「地域社会雇用創業事業」を開始した。社会起業家育成の中間支援団体「ETIC.」は、この事業の一環として日本のソーシャル・ベンチャーのビジネスマーケットを創出する「ソーシャルベンチャー・スタートアップマーケット」事業を開始した。
p. 133つまりは、ミッションと事業コンセプトがあり、それを語れるリーダーがいれば、優秀な人材は自ずと集まってくるのである。それが、持続可能なビジネス・モデルをつくるために、社会起業家になるために必要なスキルなのである。
p. 185企業会計を社会貢献に役立てようという試みは数多い。代表的な例が、「トリプルボトムライン」と呼ばれるもの。これは、一般的な会計では、売上げや経費などの数字の最終行(ボトムライン)に、その年の企業の成果が書かれる(「収益」「損益」)が、ここに「社会貢献」と「環境」のふたつのボトムラインを加えようという考え方だ。これからの企業会計に求められるのは、社会貢献した方が企業価値が上がるということを、明確な数字で語れるような理論づくりだ。(後略)
コンサルティング多くのコンサルティング会社は、CSRとしてNPOの経営戦略づくりの支援を行っている。本業として企業の経営戦略づくりを手伝っている。今後は、本業とCSRで培ったNPOネットワークを活かし、企業とNPOのコラボによる新しいソーシャル・ビジネスを生み出す母体となる可能性が高い。メーカー日本のメーカーはその高い開発力を使って途上国の生活改善に貢献できる。すでに、住友化学がアフリカの伝染病を防ぐ蚊帳をつくって世界的に高い評価を得ている。他にも、途上国の汚れた水を簡単にキレイな飲料水に変える技術や、安全に地雷を爆破できる機会を開発したメーカーもある。BOPビジネスや、開発支援ビジネスをやりたければメーカーがおすすめだ。



「泳ぐことで救える命がある--アフリカで泳いだ金メダリスト鈴木大地さんが語るアフリカの水、ひと、可能性」
日時: 2010年12月9日(木)20時-21時
場所: JICA地球ひろばのセミナールーム(202号室)
アクセス: http://www.jica.go.jp/hiroba/about/map.html
「ワールド・スイム・アゲンスト・マラリア(WSM)」は、「泳ぐことによってマラリアと闘うチャリティー」です。マラリアは世界三大感染症の一つ。ハマダラ蚊によって媒介される主に熱帯で発生する伝染病です。毎年100万人が亡くなるといわれ、30秒に1人がマラリアで命を落としています。ワクチンが未開発であるため、マラリア予防にもっとも効果的なのは蚊帳(かや)です。WSMは、水泳を通して募金を集め、マラリア予防に効果的な蚊帳(かや)をマラリア発生地域に無償配布する取り組みです。
2005年からWSMの活動を支援して下さっている競泳金メダリストの鈴木大地さんが今年11月、WSMのアフリカでの蚊帳の現地配布に参加してくださいました。2010年のWSMを通じて日本から寄せられた募金で購入した蚊帳を東アフリカ、タンザニアの公立病院(バガモヨ区立病院)に届け、タンザニアの海やプールで現地の子どもたちのために水泳教室を開きました。蚊帳配布、マラリア患者や遺族へのインタビュー、水泳教室を通じて感じたことなど、臨場感あふれる現地報告会を予定しています。アフリカ系スイマーの育成をライフワークの一つにされている鈴木大地さんが、アフリカの子どもたちや代表選手に水泳を教えた実感や手ごたえ、アスリートとしての可能性についても熱く語ってくださることでしょう。
20:00-20:10 「スポーツを通じた国際協力―ワールド・スイム・アゲンスト・マラリアの実績と可能性について」、アゲンスト・マラリア基金事務局
20:10-20:40 「タンザニア蚊帳現地配布の活動報告」、鈴木大地氏
20:40-21:00 質疑応答
定員30名(先着順。ご都合により出席できなくなった場合には必ず事前にご連絡下さる様お願い致します)
参加を希望される方は、アゲンスト・マラリア基金事務局コーディネーター金子まで
1. ご氏名
2. ご所属
3. E-mail
を明記の上、ご連絡下さい。
E-mail:
nahokokaneko@againstmalaria.com
または電話:050-5534-3385
*マスコミ関係者の取材や撮影はご遠慮下さるようお願い致します。
鈴木大地氏プロフィール:
小学校2年生で水泳を始め、高校進学後、個人メドレーから背泳に転向。記憶に残るソウル五輪では、得意の「バサロスタート」を駆使し、100M背泳で金メダルを獲得。当時、日本競泳界では16年ぶりの金メダル獲得の快挙となり、日本の水泳を一気にメジャースポーツに引き上げた。現在は、順天堂大学准教授としてスポーツ医科学の研究に取り組む傍ら、同大学水泳部監督として後進の指導・オリンピックや世界水泳選手権などのニュース・スポーツ番組に出演。また日本水泳連盟競泳理事や世界アンチ・ドーピング機構のアスリート委員会委員なども務める。
ワールド・スイム・アゲンスト・マラリアについて:
2005年と2008年の世界的なWSMを通じて、550万ドル(約4億7千万円)を募り、120万張の蚊帳を無料配布しました。財団法人日本水泳連盟、社団法人日本スイミングクラブ協会などのご協力を得て、本年12月末まで全国のプールでWSMが開催されています。日本では、井本直歩子氏(アトランタ五輪競泳日本代表)が2005年にワールド・スイム・アゲンスト・マラリアの発起人となり、故・木原光知子さんの全面的なご支援を得て活動を展開しました。WSMのオフィシャル・サポーターとしてご活躍頂いているのは、岩崎恭子氏、柴田亜衣氏、田中雅美氏、中村真衣氏、萩原智子氏、源純夏氏、森隆弘氏です。