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『この世でいちばん大事な「カネ」の話 (よりみちパン!セ)』 (2009 057)

pp. 108-109
「才能」っていうのは、そんなふうに、自分だけじゃわからない、見えてないものだと思う。自分で「こうだ」と思い込んでることって、案外、的外れだったりするからね。
何でも仕事をはじめたら、「どうしてもこれじゃなきゃ」って粘るだけじゃなくて、人がみつけてくれた自分の「良さ」を信じて、その波に乗ってみたらいい。
わたしの場合も、人から「あれ描いて」「これ描いて」って注文されて、断らずにやっているうちに「このあいだのアレ、おもしろかったよ」「こういうのをまたやりましょう」って、ウケるほうに、食べていけるほうに、仕事が寄っていった。そうなると、ひとつの仕事が次の仕事を呼んで、仕事の道ができていく。
だから、わたしは思うのよ。
「才能」って、人から教えられるもんだって。
いい仕事をすれば、それがまた次の仕事につながって、その繰り返し。ときには自分でも意識的に方向転換をしながら、とにかく足を止めないってことが大事。

「第5章 外に出て行くこと。「カネ」の向こう側へ行こうとすること。」が素晴らしいです。特にその中の「奪われないこと、外に出て行くこと」「グラミン銀行が試みていること」「『鴨ちゃん』のこと」では涙が止まりませんでした。

この世でいちばん大事な「カネ」の話 (よりみちパン!セ)

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コメント

この本、すばらしいですよね。
僕は「ドーナツを夜つくる」父の姿に涙が止まりませんでした。
WSDの帰りになんば駅で買って、近鉄車内で泣いてました。

Akiraさん:

この本、本当にすばらしいです。
「ドーナツを夜つくる」父の姿、私も涙ボロボロでした。車内でも泣いちゃいますよね。分かります。

「裏ミシュラン」の週刊誌連載時以来の西原ファンです♪
鴨ちゃんの話では、いつもグッと来ちゃいますね。
“お涙頂戴でない”ところが、良いわ。。。
この本もタイトルからして西原らしくて、おもしろそう~
是非チェックしたいと思います!

saphoさん:

「恨ミシュラン」連載の際は、お店から苦情の電話が出版社にバンバンかかってきたそうですよ。でも読者には好評だったと書いてありました。そして本当に美味しかったお店に関しては「旨かった」旨、ちゃんと描いたと。
鴨ちゃんの話は、おっしゃるとおりお涙頂戴ではまったくないのに涙が止まりませんでした。
西原さんの作品は、実はほとんど読んでいないので、これから読んでいこうと思います。

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