石ころアートへの詩 Part 2
石の中に必ずいるはずの、あなたに会いたい、あなたを見たい。
繰り返し願い続け、石をひねくりまわす私の祈りが執念にも近くなった時、
その瞬間は、ぽっとやってくる。
石の中の精たちは、その平べったいすべすべ(いや、丸っこくごつごつしていることもあるが)した、 表面に姿を現すことを承諾する。
後はただ、彼らの姿のとおりに、導かれるがままになぞるだけ。
彼らはピカピカ光る目で私を見つめる。
誰も見ていないとき、毛並みはチラチラ揺れ、目玉はキョロキョロ。
でも彼らは石を離れない。
重く、ずっしりとしたエネルギーが彼らの生の根源で、existanceそのものだから。
静と安を選んだ瞬間に垣間見ることのできる
石の精の世界は、いたわりといつくしみに満ちている。